Windows Azure を使ってみるテスト(クラウド サービス編)
Windows Azure を使ってみるシリーズ、今回はクラウド サービス編です。
「クラウド サービス」と「Web サイト」のどちらも IIS ベースだったりするので、紛らわしいのですが、ざっくりと以下のような分類がされているようです。
0. 事前準備
クラウド サービスの開発の為、
を事前にインストールしておきます。
ちなみに、Visual Studio と Windows Azure SDK は以下のような関係になっているようです。
Windows Azure SDK | VS2013 | VS2012 | VS2010 |
---|---|---|---|
2.2 | Supported | Supported | Not Suppoted |
2.1 | Not Supported | Supported | Suppoted |
2.0 | Not Supported | Supported | Suppoted |
1. Visual Studio Express 2013 for Web を起動する
2. プロジェクトを新規作成する
プロジェクトテンプレート「Windows Azure クラウド サービス」を選択します。
今回は「ASP.NET Web ロール」を選択してみます。
テンプレートは「Web Forms」を使用してみます。
プロジェクトが作成されました。
3. ローカルで実行してみる
初回実行時にファイアウォールの警告が出るのでアクセス許可をします。
とりあえず表示できました。
4. 表示メッセージを変更してみる
デフォルトのままではつまらないので、メッセージを変更してみます。
定番ですが「ASP.NET」→「Hello, Windows Azure World!」に変えてみました。
4. 再度、実行してみる
メッセージが変更されていることを確認できました。
5. クラウドに発行してみる
ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを選択して右クリックすると「発行」メニューが表示されるので選択します。
初回実行時は、Windows Azure にサインインする必要があるようです。
サブスクリプションを選択します。
新しいサービスに名前を付けます。
発行先の地域や環境(テスト環境/運用環境)など選択します。
発行する Web アプリケーションの概要を確認します。
問題なければ「発行」ボタンをクリックします。
発行すると、自動的に仮想マシン(Web ロール)も作成されるようです。
ブラウザで発行された Web アプリケーションを確認してみます。
無事、クラウドに発行できたようです。
6. Windows Azure 管理ポータルを確認してみる
管理ポータルに Visual Studio で発行したサービスが追加されていることが確認できました。
かなりざっくりとした説明ですが、このような感じでクラウド サービスを利用することが出来るようです。
参考情報
■ Windows Azure クラウド サービス入門編(ビデオ)
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsazure/jj683226
■ [PDF] Windows Azure クラウド サービス入門編(スライド)
■ [PDF] Windows Azure クラウド サービス入門編(演習)