Visual Studio Community 2015 をインストールしてみる
先月、Windows 10 の登場に合わせて Visual Studio 2015 の正式版が公開されました。
Microsoft、統合開発環境「Visual Studio 2015」を正式公開 - 窓の杜
製品版はさておき、無償版(Community / Express 版)としては以下のようなエディションがあります。
名称 | 用途 |
---|---|
Microsoft Visual Studio Community 2015 | VS2015 Pro相当。個人は無償 |
Microsoft Visual Studio Express 2015 for Web | Webアプリケーションの開発 |
Microsoft Visual Studio Express 2015 for Windows Desktop | デスクトップアプリの開発 |
Microsoft Visual Studio Express 2015 for Windows | UWP用アプリの開発 |
今回は「Microsoft Visual Studio Community 2015」をインストールして UWP(ユニバーサル Windows プラットフォーム)用のアプリを作ってみたいと思います。
1. ダウンロード
Visual Studio Community 2015 は以下サイトよりダウンロード可能です。
■ 無料開発ツール - Visual Studio Community 2015
2. インストーラを実行
3. インストールの開始
標準だと VC++ が入らないので、カスタムを選択します。
[プログラム言語] - [Visual C++] を選択します
[Windows 開発と Web 開発] - [ユニバーサル Windowsアプリ 開発ツール]
[Windows 開発と Web 開発] - [Windows 8.1 および Windows Phone 8.0/8.1 ツール]
についても選択しておきます。
4. 起動
5. プロジェクトの作成
試しに、DirectX 12 を用いた UWP アプリを作成してみたいと思います。
[Visual C++] - [Windows] - [ユニバーサル] - [DirectX 12 アプリ (ユニバーサル Windows)] を選択します。
プロジェクトが自動生成されました。
6. [F5] にて実行
[F5] キーで実行するとエラーが表示されます。
これは、Windows 10 より、既定の設定ではストア経由でしかアプリ(ストアアプリ/UWPアプリ)をインストールできなくなっている為です。
7. Windows の設定を開発者モードに変更する
[設定] - [設定とセキュリティ] - [開発者向け] より「開発者モード」を選択します。
8. 再度 [F5] にて実行
今度は無事、動作することが確認できました。
なお、マシンスペックにもよりますが、インストールには時間がかかるので、時間に余裕があるときにするのが吉かと思います。