FlashDevelop をインストールしてみる
最近は、Flash の開発環境も無料で構築できるようなので「FlashDevelop」を試してみました。
1. FlashDevelop をダウンロードする
■ FlashDevelop.org - Welcome
より、最新版をダウンロードします。今時点では FlashDevelop 4.5.2 が最新のようです。
インストーラー付き版(EXE 版と、ZIP 版の2バージョンがあります。今回は EXE 版を使用します。)
2. FlashDevelop をインストールする
FlashDevelop-4.5.2.exe を実行するとウィザードが開始されます。
インストーラを用いると、FlashDevelop 本体の他に、Flex SDK など、各種 SDK も自動的にインストールされます。不要ならチェックを外します。
(ZIP 版の場合は、別途、Flex SDK をダウンロードする必要があります。)
メニュー等の日本語化を行う場合は「Japanese」を選択します。
「Install」をクリックするとインストールが開始されます。
Flex SDK など、各種 SDK が自動的にダウンロードされます。
Flex SDK だけで 500 MB 程あるので、回線速度が遅いと、ダウンロードに時間がかかるかも知れません。
これで、インストール完了です。
3. FlashDevelop を起動してみる。
4. 日本語化してみる。
メニューより [Tools] - [Program Settings...] を選択します。
[FlashDevelop] - [Locale] - [Selected Locale] にて「ja_JP」を選択します。
一旦、FlashDevelop を終了し、再度起動します。
メニューが日本語化されていることが確認できました。
5. プロジェクトを新規作成してみる。
[プロジェクト] - [新規プロジェクト] にてプロジェクトを作成します。
とりあえず、今回は「AS3 Project」を選んでみました。
雛形のプロジェクトとコードが作成されました。
6. コードを修正してみる。
雛形として生成された Main.as のコードを修正してみます。
- Main.as
package { import flash.display.Sprite; import flash.events.Event; import flash.text.*; public class Main extends Sprite { public function Main():void { if (stage) init(); else addEventListener(Event.ADDED_TO_STAGE, init); } private function init(e:Event = null):void { removeEventListener(Event.ADDED_TO_STAGE, init); var textField:TextField = new TextField(); textField.text = "Hello, Flash World!"; this.addChild(textField); } } }
init() 関数に、Hello, World 用のコードを3行追加してみました。
7. 実行してみる
[F5] でコンパイル&実行になります。(デバッグ実行は [Ctrl]+[Enter] です。)
「Hello, Flash World!」が表示されたら成功です。
8. wonderfl.net で実行してみる。
せっかくなので、Hello, World! のサンプルを「wonderfl.net」にアップしてみました。
「wonderfl.net」は、JavaScript をオンラインでコーディング&実行が出来るサイト「jsdo.it 」の Flash 版に相当します。
Hello, Flash World! - wonderfl build flash online
字が小さくて分かりにくいかも知れないですが、左上に「Hello, Flash World!」と表示されるかと思います。
参考情報
■ FlashDevelop.jp
■ FlashDevelop.org - Welcome