Windows Azure を使ってみるテスト(SQLデータベース編)
今回は、Windows Azure の機能の1つである「SQL データベース」を使ってみようと思います。
「SQL データベース」は「SQL Server」のクラウド版に相当し、ベースとなるエンジンやプロトコルが同じである為、SQL Server 経験者には特に、使いやすいデータベースになっているようです。
1. SQL データベースの作成
2. エディションやデータベースのサイズ、照合順序等を指定する
データベースが出来たようです。
合わせて、サーバーも作成されたようです。
3. サーバーのファイアウォールの設定を変更する
サーバー構築直後は、どこからも接続できない状態になっている為、使用できる IP アドレスを追加する必要があるようです。
4. ブラウザ版の管理ツールから SQL データベースに接続してみる
SQL データベースを管理する方法として
- Management Portal(ブラウザ版の管理ツール)
- Management Studio(SQL Server 付属の管理ツール)
の2つが使えます。
まずは、ブラウザ版の管理ツールである「Management Portal」を使ってみたいと思います。
ページ下部の「管理」ボタンをクリックすると
「Management Portal」のログイン画面が表示されます。
ID/PWD を入力し「ログイン」をクリックすると、管理画面が表示されます。ちなみに、この管理画面は、Silverlight で実装されているようです。
試しに、SELECT 文を実行してみたいと思います。
SELECT 文の結果が取得できました。
5. SQL Server 付属の管理ツールから SQL データベースに接続してみる
今度は、SQL Server 付属の管理ツールである「Management Studio」を使ってみたいと思います。
なお、「Management Studio」は、単体でマイクロソフトのサイトよりダウンロードすることが可能です。
ID/PWD を入力し「ログイン」をクリックすると、Management Studio の画面が表示されます。
先ほどと同様に、SELECT 文を実行してみます。
問題なく、SELECT 文の結果が取得できました。
6. プログラムから SQL データベースに接続してみる
管理画面だけではつまらないので、今度は、プログラムから SQL データベースに接続してみたいと思います。さしあたって、Windows 標準のプログラミング言語である VBScript を用いて、接続してみたいと思います。
同様に、SELECT 文の結果が取得できました。
このように、クラウド上のデータベースに対しても、ファイアウォールの設定と接続文字列が正しく設定されていれば、今まで通りの手順でつなぐことが出来るようです。
参考情報
■ Windows Azure SQL データベース入門編(ビデオ)
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsazure/jj683230.aspx
■ [PDF] Windows Azure SQL データベース入門編(スライド)
■ [PDF] Windows Azure SQL データベース入門編(演習)