Windows Azure を使ってみるテスト(コマンドライン編)
Windows Azure は管理画面だけでなく、コマンドラインからも操作できるようになっているようです。
1. Windows Azure コマンドライン ツールをダウンロードする
正式名称は「Windows Azure クロスプラットフォーム コマンド ライン インターフェイス」と言うようです。長いので、Windows Azure コマンドライン ツールと呼ぶことにします。
2. Windows Azure コマンドライン ツールをインストールする
先ほどダウンロードした「WindowsAzureXPlatCLI.3f.3f.3fnew.exe」を実行することでインストーラが起動します。
インストールが完了しました。
3. Windows Azure コマンドライン ツールを起動してみる
コマンドプロンプトで「azure」と入力すると、コマンドの使い方が表示されます。
4. サブスクリプションファイルをダウンロードする
コマンドを使う前に「サブスクリプションファイル」と呼ばれる資格情報をインポートしてあげる必要があるようです。
このファイルは、コマンドプロンプトにて「azure account download」とすることで、ダウンロード可能です。
ダウンロードページが表示されます。
ファイルを入手できました。
5. サブスクリプションファイルをインポートする
先ほど、ダウンロードしたファイルをインポートします。
インポートが完了しました。これで、いろいろなコマンドが利用できるようになります。
6. 仮想マシンの一覧を表示してみる
「azure vm list」で仮想マシンの一覧が表示できます。
7. Web サイトの一覧を表示してみる
「azure site list」で Web サイトの一覧が表示できます。
8. Web サイトを停止してみる
「azure site stop」で Web サイトの停止、「azure site start」で Web サイトの開始が行えます。
現在、状態は「実行中」になっています。
Web サイトを停止してみます。
状態が「実行中」→「停止済み」に変化しました。
9. Web サイトを開始してみる
Web サイトを再開してみます。
状態が「停止済み」→「実行中」に戻りました。
このような感じで、Windows Azure に対する様々な操作が行えるようです。
今回は紹介しませんでしたが、このツールを用いることで、仮想マシンの追加・変更・削除なども行えるようになっているようです。
マウス操作が億劫な人にはもってこいのツールですね。
10. Mac / Linux 版のツールについて
ちなみに、このツールは Node.js で動作しているようです。クロスプラットフォームの由縁は、このあたりでしょうか。